ぱど商売名人

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導入事例紹介

  • 街道沿いの路面店に“わざわざ”足を運んでもらう来店動機を促す。

ボンドール上尾店 さん

北浦和駅前を本店とし、浦和市役所前、北本、そして、ここ上尾の4店舗を構えるボンドール。お客様の間で“地元で知らない人はいない”と言われるほど認知度の高いベーカリーレストランとして、しっかり地域の方々に愛されているお店です。元々、圧倒的な支持を集める地元の人気店が、なぜに「ぱどにゃんこ」を導入するに至ったのでしょうか。その理由や運用方法、効果について、ボンドール上尾店 レストラン部 料理長、野牧拓也さまにお話を伺いました。

あえて繁忙期に導入して多くの会員を獲得


―― 地元屈指の人気店でありながら、どうして「ぱどにゃんこ」を導入されたのですか?

元々、お客様に喜んでいただける施策に対し、常に前向きな姿勢で取り組んできた企業風土があります。やはり、お客様もプラスアルファの価値を求めるような時代ですし、それにお応えしたいという思いがありました。また、駅前立地の店舗ではなく、街道沿いの路面店であるため、認知されてはいても、当然、“目的買い”が中心となり、潜在的なお客様へのアプローチが不十分だといった問題意識がありました。以前から『ぱど』さんを活用して、発行周期に合わせたイベントなどを開催してきましたが、さらに独自で不定期に特典を用意することで、来店動機を作りたいと思っていました。“いつかいこう”と考えているお客様に対して、“今、このイベントをやっているから行かなくっちゃ!”と思っていただけるような、そんな機会をご用意したいと考えたのです。

―― 昨年から再導入を果たされ、短期間で会員様を獲得されたようですが、どのような施策を打たれたのですか?

通常でしたら、こういった新しい取り組みについては、8月や2月といった閑散期にトライするものなのでしょうが、私たちはいち早くサービスをフル活用するため、あえて間違いなく多くのお客様がいらっしゃるであろうと予測される年末を迎える直前に導入し、店頭でご紹介したり、「山盛りパン」や人気の「檸檬ケーキ」が当たる”ハズレなし”くじびきを実施して、一気に登録会員数を増やしました。

お客様の期待に応える楽しいイベントを告知
―― 現在は、どのようなかたちで運用をされていますでしょうか。

3日に一度はメールを配信して、来店を促しています。せっかく導入したのですから、積極的に活用すべきと考えていました。お客様が“わざわざ足を運んでみよう”と思われるような、プラスアルファの特典として、多彩で楽しい「くじ」をご用意していますが、そのアイデアはすべて、社内のメンバーが考え出したもの。例えば、当選者の方が“30秒間パン取り放題”を楽しめるイベントなどは、かなりの反響がありました。決して余裕があるわけではありませんが、お客さんが喜んでくださるよう還元したいと考えますし、来店すれば“何か面白いことがあるのでは?”といった、お客様の期待にお応えしたいという思いから、様々なイベントを用意しています。

―― お客様の反応はいかがでしょう?

私たちが発信するイベント情報を楽しみにして頂けるお客様が確実に増えていますし、それは、来客数にもしっかり反映されていると感じています。

レストランとベーカリーで相乗効果を生む


―― 実感されている導入効果についてお聞かせください。

レストランにいらっしゃったお客様が「くじ」を引いて、小さな焼き菓子のプレゼントに当選。それが新しい味を知っていただく機会となり、次にベーカリーにお越しいただくきっかけとなります。また、その逆のパターンもあって、パンを買いに来られたお客様が「くじ」を利用して「レストランの割引券」を当てれば、今度はレストランへの来店動機が生まれます。そのような相乗効果は、実は北本と上尾といった店舗間でも生じています。

――まさに「ぱどにゃんこ」がお客様を呼び寄せているような状況ですね。

そうですね。他にもこんなパターンもありました。複数名でレストランにご来店されたお客様のうち、お一人だけ初来店の方がいらっしゃれば、そこで会員になっていただいて「くじ」を引いていかれる。そこで再来店の機会が生まれれば、また新しいお友達を連れてきてくださるといったケースも見られます。結局、“ご紹介”というのはもっとも確実で効率の良い広告となりますから、「ぱどにゃんこ」を活用したことで、こういった流れも確実に生じていると感じています。

――今後の展望についてお聞かせください。

引き続き、お客様に喜ばれる企画を考えて、期待に応えていきたいと思っています。また、『ぱど』さんとの連携を強化して、合同でイベントなど開催できたらいいなとも思っています。例えば、「ぱどにゃんこ」のオリジナルグッズを用意したり、キャラクターを生かした取り組みなどができたりすれば、さらにお客様にとって身近な存在になるのではと思っています。

――ありがとうございました。
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