世界的ブランドのチョコレート専門店で、集客に貢献する「ぱどにゃんこ」
レオニダス 千里中央店 さん
ベルギー王室御用達のチョコレート専門店として2015年7月にオープンし、これまでに約17万人もの来店を記録している大阪府豊中市(千里中央)の『レオニダス千里中央店』さん。お店づくりのパートナーに「ぱど」を選んだ決め手から、「ぱどにゃんこ」導入後の成果などについて、店舗運営を取り仕切る取締役・天野知之さまにお話を伺いました。
採用の決め手は「担当者の熱意」。“地域密着型の店づくり”のポリシーにも合致。
―― まずは「レオニダス」のブランドや商品の特長などを教えてください。
「レオニダス」は1913年、チョコレートの本場として知られるベルギーで創業したチョコレート専門店です。“ベルギー王室御用達”のブランドとして、パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京など世界の主要都市に出店しています。店頭に並ぶのは、美味しいだけでなく体にも優しい、化学由来の原料を一切使用しないココアバター100%のチョコレート。ベルギーから空輸されたフレッシュさ、口溶けの良さをお楽しみいただけます。
―― 続いて「レオニダス千里中央店」さんのご紹介をお願いします。
当店は2015年7月1日、千里中央の新たなランドマーク「SENRITOよみうり」の2階にオープンしたお店で、これまでに約17万人ものお客さまにご来店いただいています。プラリネやトリュフといったチョコレートをはじめ、濃厚なチョコレートドリンクや季節のフルーツなどの素材感が生きるソフトクリーム、期間限定のスムージーなど約150種類の商品をご用意。女性のお客さまには、しっかりとしたフルーツの風味が嬉しいゼリーも好評です。パンフレットに掲載されていない商品や、当店でしか出会うことのできないオリジナル商品も展開していますので、ぜひ一度ご来店ください。
―― 「ぱど」をご利用になったきっかけ・決め手は?
当店の立地は、周囲に人の流れはあるものの、少し奥まった場所にあることなどから、集客にはひと工夫する必要がありました。また、周辺の店舗とは違う形での仕掛けをしたいという想いもありました。まずはフリーペーパーでの告知を決めたのですが、そこで目にとまったのが「ぱど」でした。『ぱど』の1番の決め手は、担当者さんの熱意でしたね。もちろん熱意だけでなく、誌面の見やすさや、クーポン利用率の高さといった点もきちんと考慮しています。昨年導入した『ぱどにゃんこ』については、集客・プロモーションに貢献してくれそうな機能が充実していたことが決め手になっています。
―― 世界的ブランドと地域密着型の「ぱど」。不思議な組み合わせですが…。
「ぱど」が地域密着型だから良かったんです。「レオニダス」は創業当初から、“地域の人々に愛される商品づくり・店づくり”に強いこだわりを持っており、各店舗が独自にWebサイトを作ったり、TwitterやFaceBookなどのSNSを活用して幅広く告知したりすることを良しとしていません。しかし、「ぱど」の場合は“地域密着型のメディア”ということで、地域の人々に喜ばれる店づくりに役立つと、アジアを統括する部門から許可が下りました。
「くじびき」3等でもリピーターをしっかり獲得。「メール配信」では来店客2割増。
―― 「ぱどにゃんこ」をご利用になって、どんな成果がありましたか?
「ぱどにゃんこ」の導入は2017年8月ですが、「くじびき」ご利用のお客さまがとても多いです。当店の「くじびき」では、1等が2,000円相当のチョコレート詰め合わせプレゼント、2等は当店限定500ポイント(500円相当)プレゼント、3等はソフトクリームの割引きといった“当たり”をご用意しています。毎月、当選本数などを調整しながら「くじびき」を実施していますが、新規のお客さまの獲得に有効です。もちろん、1等の引換え率はとても高いのですが、3等の割引きご利用をきっかけに、ソフトクリームのファン・リピーターになってくださるお客さまも意外と多く、喜んでいただけているようです。
―― 「くじびき」のほかに、お店づくりに貢献している機能は?
「くじびき」のほか、季節ごとのイベントなどに合わせて実施する「メール配信」(PUSH通知)も効果がありますね。お得な情報のメールをお送りすると、普段はあまりお見かけしないお客さまもご来店くださいます。実際、「メール配信」を実施した当日は、普段より2割ほど多くご来店いただけているように感じています。以前はイベントのない閑散期に「メール配信」を利用していましたが、敢えてバレンタインデーやホワイトデー、母の日などの繁忙期に利用することで、売上をさらに大きく伸ばすことができました。使い方はまだまだ研究の余地がありそうですね。「ぱど」の誌面も利用していますが、誌面を見て当店を知っていただくお客さま、クーポン持参で来店くださるお客さまも多いですよ。
―― 「ぱどにゃんこ」を活用して、どんなことを実現させたいですか?
「ぱどにゃんこ」の導入から間もなく1年になりますが、これまでに2,300名を超えるお客さまにアプリ会員になっていただいています。当店ではシリアルナンバー付きのポイントカードも発行しており、その発行数は6,000枚以上。それらを合計すると全体の会員さまは8,000名超になります。できるだけ早く、1万名を超える会員さまを獲得し、常に3~5割の会員さまに“普段づかい”していただくことが目標です。店内の「ぱどにゃんこ」のPOPをご覧になったりしたお客さまから「アプリのダウンロード方法は?」とご質問をいただくことも増えており、今後も会員数がじわじわ増加していくことを期待しています。
―― 集客以外で「ぱどにゃんこ」がお役に立てそうな場面はありますか?
店内にはイートインスペースを設けており、そこで過ごす時間を少しでも有意義なものにしていただきたいという想いがあります。現在はスイーツに関する話題や、食と健康の豆知識など、気軽に目を通していただける読み物をご用意していますが、そのほかにもお客さまに楽しんでいただける、“遊びゴコロ”のある工夫を展開したいと思っています。チョコレートドリンクで一息つきながら、「くじびき」を楽しんでいただくというのも良いと思いますし、実際にそういうお客さまもいらっしゃいます。「あのお店に行くと、ちょっと楽しい何かがある…」という演出に、「ぱどにゃんこ」を活用できると嬉しいですね。
―― 「ぱどにゃんこ」導入を検討中の皆さまに、メッセージをお願いします。
「ぱど」の誌面での告知、「ぱどにゃんこ」でのプロモーションを実行すると、スグに結果を求めてしまいがちですが、まずは焦らずに試行錯誤を重ねていくことが必要です。そのときに頼りになるのが「ぱど」の担当者さんです。担当者さんは私たちと共に考え、悩み、答えを導き出そうとしてくれます。「どんなお店にしたいのか?」といった目標や達成したい数字を明確にすれば、担当者さんはアイデア・意見をぶつけ合い、一緒にお店づくりに挑戦していくパートナーになってくれると思います。担当者さんと「一緒にお店をつくっている」という感覚があるということは、とても大切ではないでしょうか。